ガボールウォレット・財布のスナップボタン [Gaboratory]
Gaboratoryのウォレットのスナップはカッコイイ!シルバーブランドの財布なのでもちろんボタンもシルバー製なのですが単なるボタンではなくそこきちんとブランドの意匠を埋め込み、さりげなくガボールのウォレットと主張しています。現在Gaboratoryのウォレットボタンには二つのマークがあります。一つはG&クラウンボタンともう一つはアトリエマークボタンです。G&クラウンボタンは分かりやすくてシンプルなのが魅力的です。リングに打たれている刻印そのものが使用されています。これに対してアトリエマークボタンは唐草模様とG&クラウンを一緒にしたような優雅なデザインが特徴です。ブランド名であるGaboratoryの文字も刻まれていています。どちらのボタンのほうが数多く製作されたのかは分かりませんが、良く見かけるのはG&クラウンの方です。ですのでG&クラウンボタンはガボールを代表するシルバーボタンだと思います。アトリエマークボタンの方は知る人ぞ知るといいますか、玄人好みのボタンといえるかもしれません。Gaboratoryで昔販売していたBWL製のレザーシャツはスタッフが着用を許されたレザーシャツにはこのアトリエマークのボタンが仕様されています。ガボールのボタンはウォレット以外にもアパレルにも使用されています。以前、ガボール氏が亡くなって現在のGaboratoryが立ち上がった際にウォレットの品質を生前時と比べる論評がありました。ガボール氏生前時はGaboratoryの中でも素晴らしいレザー職人が揃っていましたので、ウォレットのクオリティは確かに高かったのです。インレイなども本当に芸術品といえるほどにまで完成していました。それが死後クオリティが下がりウォレットは他のブランドでいいのではないかという議論になりました。そこで白羽の矢が立ったのはGaboratoryに財布を提供していたヴァンアンバーグでした。ヴァンアンバーグの財布の作りは本当に素晴らしくその費用対効果の面でも申し分ない財布です。しかし、難点が一点ありそれはヴァンアンバーグの印の付いたV字ボタンがガボールのボタンと比べてあまりかっこよくない点でした。ガボール好きの人はよくシルバーボタンだけGaboratoryのものに変えられないものか・・・とつぶやいてたのを思い出します。
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